雑誌「パンプキン」で偏頭痛について日本頭痛学会の橋本しをり先生が家庭で出来る対策について頭痛記録をつける事の大事さをお話されていたのでご紹介します。
自分の頭痛が片頭痛だとわかっていて、市販薬で痛みが抑えられる場合は市販薬を使ってもかまいません。
ただ注意したいのが、薬の使用過多による頭痛があるという点です。
これは頭痛薬を飲みすぎることによって引き起こされる頭痛で、発作が怖くて、用量を超えて市販薬を飲み続けている人に見られます。
痛みを抑える薬を月に10~15日以上という場合は、このタイプの頭痛が疑われます。
服薬をやめて、医療機関に相談しましょう。
自宅でできることとして、自分の頭痛を理解するために頭痛日記をつけることが勧められます。
いつ、どこで、何をしている時に痛みが起きたのか、痛みの程度などを記録します。
女性なら、排卵日や整理の開始日なども書きましょう。
1カ月つけると、避けた方が状況や食べ物、発作がわかってきて、自分で発作が起こらないようにする事ができます。
受診するときは、医師に見せましょう。より効果的な治療法を考えるうえで役立ちます。
片頭痛を諦めずに、日常生活の中で症状をコントロールしましょう。
偏頭痛でお悩みの方は是非お試し下さい。
※日本頭痛学会ではホームページから「頭痛ダイアリー」をダウンロード出来るようにしてくれています。